すい臓がんについての情報提供サイトです。 2008年9月8日の最新情報 (ここは、TOPページ)



すい臓がんは見逃されることの多いがんだといわれています。 それは、すい臓が、胃のちょうど後ろ側に位置している臓器なので検査がしにくいためです。

すい臓は、脾臓と十二指腸に接して、それぞれに繋がっています。 すい臓にできるがんのうち90%以上は外分泌に関係した細胞、特にすい液を運ぶすい管の細胞から発生していて、これを特にすい管がんといいます。
一般にすい臓がんといえばこのすい管がんのことを指します。

すい臓は臓器自体の膜が薄いため、すい臓がんは他の臓器に転移・浸潤が多く見られるがんでもあります。
また、すい臓がんは、非常に治療が困難で、がんであることが分かったと同時に余命を宣告されるというほど非常に厳しいがんであることでも知られています。
それは、すい臓がんが発見された時には、既に多臓器への転移・浸潤があり、その9割近くが手術不可能と、治療がとても困難なためです。
また、すい臓がんは、たとえ手術ができた場合でも、非常に再発率の高いがんでもあります。

すい臓がんは50〜70歳、特に男性に多いがんだといわれています。
すい臓がんになる原因は、まだはっきりとは解明されていません。しかし、すい臓がんの患者が昔と比較して急増していることから、食生活の変化とも深い関わりがありそうだといえます。また、他のがん同様、すい臓がんと喫煙にも関係があるようです。
その他、慢性すい炎・膵石症、糖尿病、急性膵炎の既往のある方も、すい臓がんリスクが高いことがいわれていますので、定期的な検査を受けるように心がけましょう。

すい臓がんの症状は、初期のころは特にすい臓がん特有の症状があるわけではありませんが、がんが進行してくると、腹痛や腹部の不快感、背中の強い痛みなどがでてくることがあります。
また、すい臓の周りには神経が集まっているため、すい臓がんが進むと神経にも痛みが出てきます。この他、体重の減少もよく見られる症状です。

すい臓がんに多く見られる消化器系の不調の症状があるときには、まずは内視鏡やレントゲン、エコーなどで検査をし、胃潰瘍や胆石など、他の病気の可能性はないかを調べます。この他、血液検査などを経て、どうもすい臓がんが疑われるときには、更にCTやMRI検査を行います。また、すい臓が分泌しているすい液から、細胞検査や遺伝子検査が行われる場合もあります。